世界中で論争を巻き起こした、伝説的番組『第3の選択』が待望のDVD化
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「米ソは人類の火星移住を計画していた!?」。それはフェイクなのか、真実なのかと各国でパニックと論争を巻き起こした問題作『第3の選択』がDVD化され、世界中を震撼させた謎がついに明かされる。
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本作は、英国のテレビ局が1977年4月1日、つまりエイプリルフールに放送するために制作したフェイク・ドキュメンタリー、のはずだった。しかし、そのあまりの衝撃的な内容に問い合わせが殺到し、未だにその真贋を巡っての論争が絶えない番組となっている。日本でも、1978年にフジテレビで、1982年に日本テレビ『木曜スペシャル』で放送されると、大きな反響を巻き起こした。
物語は、ドキュメンタリー番組の取材班が科学者失踪事件を追ううちに、アメリカとソビエトの密約に辿り着くというもの。温暖化が原因で滅亡が避けられないであろう地球の未来を見越して、恐るべき計画を練っているというのだ。衝撃的で、かつあり得ると思わせる圧倒的な説得力を持つ映像だっただけに、「フィクションを装い、危険すぎる真実を暴いたのでは？」という声も根強く聞こえた。
今回、DVD化にあたり、『木曜スペシャル・矢追純一UFOシリーズ』のナレーションとしてお馴染みの矢島正明が担当した、1992年に発売されたVHSの日本語吹替音声を収録。さらに、放送から30年後の2007年に監督とメインキャストが再集結して製作秘話を語ったメイキングも収められている。また、本作を“人生のホラー映画ベスト3”のひとつにあげる映画監督の鶴田法男が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で行ったティーチインの模様も収録されており、マニア垂涎の一品になっている。
はたして、火星移住計画は真実だったのか。DVDを見てその真贋を確かめてもらいたい。DVD『第3の選択／米ソ宇宙開発の陰謀～火星移住計画の謎』は、2015年1月30日に発売。価格は3800円（税抜）。
