“Jホラーの父”鶴田法男監督最新作 ネット小説を読んだら死ぬ『戦慄のリンク』公開決定
映画『リング0』『おろち』の鶴田法男監督が中国で新たに仕掛けたAIサスペンス・スリラー映画『戦慄のリンク』(原題『網路凶鈴』)が、12月23日より全国公開されることが決定。併せて日本版ポスターが解禁となった。
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1990年代初頭、ビデオ映画『ほんとにあった怖い話』(現・フジテレビでドラマ化)を手掛け、世界を席巻するJホラーを生んだ監督たちに多大なる影響を与えた“Jホラーの父”であり、関連シリーズ76万部突破『恐怖コレクター』の小説家でもある鶴田監督。本作では中国の小説家マー・ボオンの原作を基に、SNSなどを介して参加者を洗脳し自殺に扇動するなどロシアから世界を巻き込んで大問題となった青い鯨(ブルーホエール・チャレンジ)事件からインスピレーションを受け、新たなサスペンス・スリラーを誕生させた。
ネット小説に仕組まれた恐怖が、読んだ人間の心理を利用し、無意識の感覚に恐怖を増大させて死を迎えさせる。日本版ポスターには、映画本編に仕組まれたギミック映像とともに、恐怖の謎が解き明かされる本作のイメージが投影されている。
主演は、台湾の人気男優で『返校~言葉の消えた日』やジャッキー・チェン製作の中国ドラマ『成化十四年~都に咲く秘密~』のフー・モンポーと、有名ブランドのモデルやNetflix『流星花園2018』ほか映像ドラマで活躍する中国の若手女優スン・イハン。スタッフには、撮影に『鎌倉殿の13人』『曇天に笑う』の神田創、編集を『クライマーズ・ハイ』の須永弘志、音響効果に『事故物件 恐い間取り』の大河原将、照明を『私はいったい何と闘っているのか』の丸山和志、そして音楽をアニメ『約束のネバーランド』の小畑貴裕と日本の敏腕スタッフたちが集結している。
また、今回の公開に合わせて、鶴田監督がJホラーの父と呼ばれるきっかけとなり、テレビ版「ほん怖」の原点となった1991年、1992年に発表されたビデオ映画『ほんとにあった怖い話』の新装版DVDが、10月28日に発売されることも決定している。
映画『戦慄のリンク』は、12月23日より全国公開。