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ホモセクシャルの雄牛、『シンプソンズ』作者によって畜殺を免れる

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ゲイの雄牛ベンジー(左側の牛)
ゲイの雄牛ベンジー(左側の牛)※BBCで紹介された画像のスクリーンショット

 アイルランド・メイヨー州の雄牛ベンジーは、同性にのみ興味を示し雌牛と交尾をしないことから家畜としての価値を持たないという理由で、畜殺される運命だった。ところが、『シンプソンズ』の作者で、動物福祉の活動を行っているサム・サイモンの寄付によって畜殺を免れたとして今、話題を呼んでいる。

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 事の発端は、ベンジーの持ち主である農家が、ベンジーはホモセクシャルでこのままでは畜殺するしかないと地元のジャーナリストで友人のニコラス氏に話したことがはじまり。「彼はまるで大きな子羊のようでした。すごくおとなしく、紳士的なんです」と話しており、その後、地元メディアで紹介されて、その存在が広まったという。

 命を救われたベンジーは約580キロもの長い航路の旅を終え、少し疲れた様子で人生再スタートの地、ヒルサイド・アニマル・サンクチュアリーに降り立った。2000匹にも及ぶ家畜が保護されているこの牧場で、ベンジーはすぐにそこで出会った雄牛アレックスと打ち解けた様子。

 今回、同性愛者と動物の権利を訴える活動家「TheGayUK Magazine」が立ち上げたベンジーへの寄付を募ったオンラインキャンペーンでは、一週間で1万ポンド(約180万円)の寄付が集まり、その約半分がサイモン氏によるものだったそう。

 世界中で愛されるコメディ・アニメの生みの親で、大腸がんに侵されて以降さまざまな動物を保護するための活動に寄付をしてきたサイモンは、「残念ながら(体調のせいで)彼に会いに行けないけど、彼を助けられたことはすごくスリリングなことだよ」と喜びを明かしている。動物のホモセクシャルは多くの種類で確認されており、今回のケースは希ではないという。

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