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『ぐるりのこと。』橋口亮輔監督7年ぶりの長編新作公開「今までで一番いい脚本」

映画

『ぐるりのこと。』橋口亮輔監督7年ぶりの新作「“人間の感情”をちゃんと拾ってあげたかった」
『ぐるりのこと。』橋口亮輔監督7年ぶりの新作「“人間の感情”をちゃんと拾ってあげたかった」(C)松竹ブロードキャスティング

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橋口亮輔

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 数多くの賞を受賞した名作『ぐるりのこと。』から7年。鬼才・橋口亮輔監督のオリジナル脚本による長編映画『恋人たち』が2015年秋に全国公開されることが決定した。本作では、自分に関心を持たない夫と、そりが合わない義母と暮らす平凡な主婦、同性愛者で完璧主義のエリート弁護士、通り魔殺人事件によって妻を失った男、それぞれ異なる3人の“恋人たち”が織りなす物語が描かれる。

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 『恋人たち』は、日本映画界の第一線で活躍する監督が「今、撮りたい」と思う映画を自由に作ること、そして新人俳優のチャンスの場となるよう映画出演者をオーディションで一般公募すること。その2本の理念のもとに誕生した松竹ブロードキャスティングによるオリジナル映画製作プロジェクトの2作目。

 主人公アツシを演じるのは篠原篤。『ぐるりのこと。』でその演技が絶賛され、ブルーリボン賞最優秀新人賞を受賞したリリー・フランキーも出演。7年ぶりとなる橋口監督の現場にリリーは「橋口監督の水準はとても高く、また、監督自身の私小説的なところもあるので、監督からのOKの声を聞いたあとでも『監督の想いに近づけているのだろうか?』と思ってしまう」と、人間の心のひだを細やかに描写していく橋口監督の現場だからこそ感じた思いを口にする。
 
 これまで多くの映画に出演し、その演技が絶賛されるリリーに、これほどまでに緊張感を与える橋口監督。本作について「書き終えて、初めて本物のセリフが書けたような気がした。今までで一番いい脚本だと思う」と自信をのぞかせる。そして、「今の日本が抱えていること、そして絶対にメジャー映画では拾わないであろう、“人間の感情”をちゃんと拾ってあげたかった」という信念のもと、新作を撮ったことを明かしている。

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