「ムーミン幼稚園」東京・赤坂にオープン、日本初の北欧式幼児教育を導入

日本で初めて北欧式幼児教育を取り入れた「ムーミン幼稚園」が東京・赤坂に登場。フィンランドの代表的キャラクター・ムーミンをイメージキャラクターに迎えたこの幼稚園では、英語を主に、フィンランド語・スペイン語などさまざまな外国語に触れながら、子供一人ひとりの個性を活かし、のびのびと学ぶ環境を提供する。
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1歳半から6歳までの多国籍な子供たちが通うこの幼稚園では、“学ぶを学ぶ”ことで、その後の人生において持続性のある学習をする楽しみを幼少期に身につけさせることに重きを置いている。
学ぶと言っても、ただ屋内で椅子に座って学ぶのではなく、あくまで遊びの中で学ぶ。天気が悪くても、雨具を身に着けるなどして毎日のように公園に出かけ、できるだけ自然と遊び、みんなで声をそろえて本を読み、ゲームの中で足し算・引き算をさせるので、自分たちが学んでいることすら気づかない。
また、一日のプログラムの後にマルチリンガル・スクールを設けているほか、同じビルにあるスカンジナビアン・センターでは北欧の文化やデザインに触れ、芸術的感性をさらに養うこともできるのだ。ちなみに、「どの子供もみんなが特別な存在で、学ぶ権利がある」との思いから、入学のための試験は設けていないという。