史上初“観客が入場料金を決める” ハリウッドの名優初監督作、先行上映決定

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ハリウッドの名優ウィリアム・H・メイシーが初めて監督をつとめた映画『君が生きた証』が、2月21日の全国公開に先駆け、ヒューマントラスト有楽町にて先行上映が決定。作品のクオリティに絶対の自信を持つことから、“観客が入場料金を決める”という史上初の試みで上映されることがわかった。
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本作は、銃乱射事件で愛する息子を失った父親が、息子が遺した音楽を歌い継ぐなかで、その死と向き合い、再生していく様を描いた父と子の人間ドラマ。『ファーゴ』や『マグノリア』での味のある存在感で知られる名優ウィリアム・H・メイシーが、長年撮影現場で培ってきた経験を活かし、良質な人間ドラマと音楽を見事に融合させた。
本作の興行会社は「多くの人に作品を知ってもらい、映画を観てもらう新たな方法を模索する中で、配給会社とも相談の上、今回、“観客に入場料金を決めてもらう”という形で先行上映を実施し、1人でも多くの方に作品に興味を持ってもらう為の話題作りになればと思っています」と、前代未聞の上映に至る経緯を明かしている。
主演は『あの頃ペニー・レインと』でギターの腕前を披露したビリー・クラダップが務め、本作ではアントン・イェルチンと共に吹替えなしで歌とギターを担当。その他『スプリング・ブレイカーズ』のセレーナ・ゴメス、『トランスアメリカ』でオスカー候補となったフェリシティ・ハフマンらが脇を固める。
『君が生きた証』の「御代はお客様にお任せします!! 先行上映」は1月30日・21:10~/2月6日・21:10~/2月13日・21:10~の計3回で実施。2月21日より全国公開。