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あの名作も逃していた!英サイトが選ぶ「オスカーとるべき歴代映画&人物」

映画

オスカーをとるべきだった監督:チャールズ・チャップリン『モダン・タイムス』(36)
オスカーをとるべきだった監督:チャールズ・チャップリン『モダン・タイムス』(36)(C)AFLO

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チャールズ・チャップリン

アルフレッド・ヒッチコック

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アンソニー・パーキンス

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 アカデミー賞候補が発表され授賞式に向け映画ファンの期待が高まるなか、一方で、エヴァ・デュヴルネ監督の映画『Selma(原題)』は作品賞こそノミネートされたが、有力視されていた監督賞・主演男優賞のノミネーションを逃し「選考方法に偏りがあるのでは?」と言う意見が相次いで起こっている。そこで英ニュースサイトBBCが、「オスカーをとるべきだった歴代映画&人物」を新旧ピックアップ。意外にも受賞していなかった数々を紹介する。

【関連】「オスカーをとるべきだった歴代映画&人物」フォトギャラリー

 まずはチャールズ・チャップリンの『街の灯』(31)と『モダン・タイムス』(36)。言わずと知れた名作だが、どちらもノミネートすらされていない。結果的に31年には『シマロン』が、36年には『巨星ジーグフェルド』が作品賞を受賞。政治風刺の要素は冷遇されがちだったのだろうか。

 2012年、イギリスの映画情報誌 Sight & Sound magazineにて、映画史に残る最高傑作に選ばれたアルフレッド・ヒッチコック『めまい』(58)。こちらも全ての部門で受賞を逃しており、この後もヒッチコックは生涯アカデミー賞と縁がなかった。

 同じくヒッチコック作品『サイコ』(60)で強烈なインパクトを残したアンソニー・パーキンスもリストに。精神異常者ノーマン・ベイツを狂気たっぷりに演じ、話題を呼んだが、低予算で、キャストも監督製作のドラマから起用した無名俳優ばかりだったため、当時の映画業界に受け入れられなかったのでは、と伝えている。

 このほか、『ブルーベルベット』(86)でドラッグに溺れる異常者を怪演したデニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン主演のホラー『シャイニング』(80)でメガホンをとったスタンリー・キューブリック監督がいるほか、黒人と白人の対立をテーマにした映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)は、当時、黒人の暴動を支持しているという意見があったため、オスカーの対象にならなった、と記事では分析している。

<選出されたオスカーをとるべきだった歴代映画&人物>
●監督賞:チャールズ・チャップリン『街の灯』(31)&『モダン・タイムス』(36)
助演女優賞:ベティ・デイヴィス『痴人の愛』(34)
●監督賞:オーソン・ウェルズ『偉大なるアンバーソン家の人々』(42)
●監督賞:アルフレッド・ヒッチコック『めまい』(58)
●主演男優賞:アンソニー・パーキンス『サイコ』(60)
●作曲賞:エンニオ・モリコーネ『ウエスタン』(68)
●助演男優賞:デニス・ホッパー『ブルーベルベット』(86)
●監督賞:スタンリー・キューブリック『シャイニング』(80)
●作品賞:『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)
●主演男優賞:ロバート・レッドフォード『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』(13)

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