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吉高由里子×横浜流星ダブル主演 『きみの瞳が問いかけている』製作決定

映画

映画『きみの瞳が問いかけている』ダブル主演の吉高由里子と横浜流星
映画『きみの瞳が問いかけている』ダブル主演の吉高由里子と横浜流星(C)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会

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チャールズ・チャップリン

 女優の吉高由里子と俳優の横浜流星がダブル主演を務め、三木孝浩監督がメガホンをとる純愛映画『きみの瞳(め)が問いかけている』の製作が決定し、2020年秋に公開予定であることが発表された。

【写真】ダブル主演の「横浜流星」フォトギャラリー

 本作は、喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた名作映画『街の灯』にインスパイアされて作られた韓国映画『ただ君だけ』(2011)をリメイクする純愛映画。映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』など数々の恋愛映画を手掛けてきた三木監督が、運命に拒まれ、すれ違うが故に想いを募らせていく切ないラブストーリーを繊細な心理描写とみずみずしい映像美で描き出す。

 不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る29歳の明香里(吉高)が、管理人のおじさんと間違えて話しかけたのは、25歳の篠崎塁(横浜)という男。彼はかつて将来を有望視されたキックボクサーだったが、過去のある事件をきっかけに未来を失い心を閉ざし、今や日雇いのバイトで食いつないでいた。

 その後も時々やってきては屈託なく話しかけてくれる明香里の笑顔に、塁は次第に心を開いていく。ほどなくして惹かれあう2人だったが、やがて自分の過去が、明香里の失明した事件と接点があったことを知った塁は、明香里の目の手術代のため、高額な賞金が賭けられた不法な賭博試合のリングに再び立つことを決意する…。

 吉高は「目が見えなくなっても、明るく前向きに生きていこうとする彼女がすごく魅力的だなと感じました」と脚本の感想を語り、「また1人の男性と出会うことによって変化していく互いの運命の残酷さと儚い部分を表現できればと思います。難しい役への挑戦となりますが、今回三木監督とまたご一緒できることがとても心強いです。そして横浜さんと一緒にこの2人の物語を純粋に育んでいくことを楽しみにしながら、撮影を心待ちにしたいと思います」と抱負を語っている。

 台本を読んで「愛についてすごく考えさせられました」と語る横浜は、「孤児な男が1人の女性に出会い、惹かれ、閉ざしていた心を開いていく姿を繊細に表現出来たらと思います。また、人を愛することの素晴らしさをこの作品を通して伝える事が出来れば良いなと思います」とコメント。続けて「個人的には、今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造もしています。空手が身体に染み付きすぎていて、キックボクサーの動きに修正する作業はとても難しいですが、撮影が楽しみで仕方ないです」と役作りに奮闘していることを明かした。

 また、三木監督について「お会いした時にこの役は横浜くんしかいない。という有難いお言葉を頂きました。その言葉を胸に、全力で撮影に臨みたいと思いますし、今回本格的にご一緒することができてうれしいです」、吉高については「ご一緒するのは初めてですが、今回ご一緒することができてとても光栄に思います。吉高さん演じる明香里を心の底から愛し、支えられるように全力で篠崎塁として生きたいと思います!」と語っている。

 映画『きみの瞳(め)が問いかけている』は2020年秋全国公開。

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