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漫画家・岡崎京子、初の展覧会! 映画『ヘルタースケルター』資料&原画300点以上

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『へルタースケルター』扉原画
『へルタースケルター』扉原画(C)岡崎京子/祥伝社フィールコミックス

 沢尻エリカ主演で映画化された『ヘルタースケルター』、『pink』『リバーズ・エッジ』などで知られる漫画家・岡崎京子の展覧会『岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ』が、東京・世田谷にて開催中。彼女が描いた300点以上の原画をはじめ、学生時代のイラストやスケッチ、雑誌に掲載された単行本未収録作品の数々、映画『ヘルタースケルター』ほかの関連資料を通して、80~90年代を象徴するマンガ家の軌跡をたどる。

【関連】『岡崎京子展』出展作品の一部をフォトで見る

 女の子の夢や憧れを紡ぐ少女マンガとは対照的な、都市に生きる少女の日常、変容する家族像、高度資本主義下における女性の欲望や不安といった時代の現実を果敢に描き続けた岡崎。

 短大在学中にデビュー以後、マンガ雑誌にとどまらず「平凡パンチ」「CUTiE」といった雑誌を舞台に次々と作品を発表。1996年、不慮の事故による活動休止後も未刊作品の出版や復刊が相次ぎ、2012年には『ヘルタースケルター』が映画化されるなど、今も新たな読者を獲得し続けている。

 読者の心の闇をとらえる表現は「彼女の作品といっしょに生きている。まだまだいっしょに歩いて行こうと思う」(よしもとばなな)「最高に凄かった。最高に光ってた。岡崎京子さんの作品、掲載されている雑誌、気分、全部がTOKYOだった」(村上隆)と各界の著名人からも絶賛されており、本展は、そんな彼女のこれまでの仕事を取り上げる初めての大規模な展覧会となる。

 『岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ』は東京・世田谷文学館にて3月31日まで開催。詳細は公式ホームページにて。

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