『ムーラン・ルージュ』バズ・ラーマン監督、新ミュージカル・ドラマ製作へ

今秋からの日本展開を発表した動画配信会社Netflixが力を入れるオリジナル・ドラマシリーズに、映画『ムーラン・ルージュ』や『華麗なるギャツビー』などの監督として知られるバズ・ラーマン製作のミュージカル・ドラマが加わるという。
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TV Lineによると、ラーマンが製作するミュージカル・ドラマのタイトルは『Get Down(原題)』。1970年代のニューヨークが舞台の1時間ドラマになるとのことだ。
不遇な境遇の中、サウスブロンクスで暮らす10代の若者達が力を合わせ生きる様を描き、即興ダンスやグラフィティのストリートアートなど、70年代の若者文化を背景にしたミュージカル仕立ての青春ドラマになるようだ。最悪の治安と財政状態で「破産寸前だったニューヨークからヒップホップやパンク、ディスコがどのようにして生まれたのか。ニューヨーク、そして世界を永遠に変えたサウスブロンクスの若者達の人生と音楽を通じて描き出す」という。
同ドラマは13話構成となり、ラーマンの映画で衣装やプロダクトデザインを担当するキャサリン・マーティンや、海外ドラマ『ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~』のショーン・ライアンらが、ラーマンと共に製作総指揮を務めるそうだ。ラーマンは最初の2話と最終話の監督を兼ねる。