佐々木希、秋田でスカウトされた当時を赤裸々告白「いやいや撮影に行った」

28日より公開の映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』で初のシングルマザー役に挑戦し、女優として大きな階段を登った佐々木希。新たな才能を開花させた佐々木が、26日に放送されたテレビ番組『徹子の部屋』(テレビ朝日)に登場し、スカウトされた当時を赤裸々に語った。
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佐々木は2005年、地元秋田でショップ店員をしていた当時に、漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)の企画でスカウトされ、「ギャルコンJAPAN」初代グランプリを獲得。その後、雑誌『PINKY』の「第2回プリンセスPINKYオーディション」でグランプリを受賞し、モデルとしてデビューした稀有な人物だ。
この日の放送で佐々木は、「(働いていたお店で)普段見かけないような男性6人ぐらいがぐるぐると回ってて怪しいなと思って見ていました」とスカウトされたときを振り返る。その後、店長を介してスカウトされ、「『ヤングジャンプ』なら撮影して来いって店長に言われて。私はいやいやといった感じでした」と苦笑いで話した。
そもそも、芸能界には興味がなかったという佐々木。「人前に出るのが苦手で、写真を撮る時もいつも隠れたりしていた」と明かす。それだけにスカウト後も、どうすればいいか迷ったという。だが「周りのみんなにこんなチャンスないし、やってみたらって声が多くて、一回挑戦してみようかな」と芸能界への一歩を踏み出したいう。
さらに、上京した当時は「20歳までは恋愛禁止、門限もある」という生活を送っていたことも告白。そして、「ホームシックにもなって、秋田に帰っちゃおうと思うこともありました。友達もいないし、家族もいないし、お金もそんな持ってなくて」と、当時の心境を吐露した。
この日の放送では映画についても触れ、「景色もいいし、ご飯もおいしいし、(撮影の)1ヵ月間が全然苦じゃなかった」と話した。さらに今後は「いろんな役をどんどんやりたいなと思います。引き出しを増やしていって、器用な役者さんになりたい」と夢を語る。それを聞いた番組MCの黒柳徹子は、「あなたの実感でやればいいと思いますよ」と貫禄あるアドバイスを送っていた。