ジョニー・デップと共演した天才子役、赤ずきんのリラ・クロフォードって何者?

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ディズニーが満を持して贈る最新作、映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)で赤ずきんを演じた若き天才女優リラ・クロフォードが世界の注目を浴びている。先日公開された予告編でも、その圧倒的な歌唱力と存在感で観る者を一瞬で虜にしている。3月4日には来日も果たすという彼女の横顔を探ってみた。
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6歳の頃から子役として活動していたリラは、2011年、『リトル・ダンサー』でブロードウェイ・デビュー。翌年には5000人のオーディションを勝ち抜き、同じくブロードウェイ・ミュージカル『アニー』の主役を射止め、その活躍が全米のキャスティング・サーチの目に留まり、本作の赤ずきん役で映画デビューを果たした。メガホンを取ったロブ・マーシャル監督も、「彼女は並外れたシンガーであり、女優であり、コメディエンヌであり、実年齢よりもずっと先を行っている」と手放しで絶賛。その実力は折り紙付きだ。
リラ自身は、この役を射止めた経緯を、「本当にクレイジーですごい話よ。ロブ(監督)のオーディションに呼ばれて『No One Is Alone』のテーマを2回歌ったの。その40分後、自宅に帰り着くよりも先に、この役のオファーの連絡が来たのよ。その場で『イエス』と答えたわ!」と振り返る。さらに、「衣装を身に着けて撮影現場に足を踏み入れた時に初めて、『ワオ、これって本当の出来事なんだ』と気づいて、ものすごく興奮したわ」と、当時の胸の内を明かした。
撮影時12歳だったとは思えない卓越した表現力で、好奇心いっぱいの無邪気な少女・赤ずきんをエネルギッシュに演じてみせたリラ。劇中では「赤ずきん」のオオカミ役に扮するビッグスター、ジョニー・デップ相手にも、堂々たる演技を披露している。3月4日には来日も決定しており、スクリーン以外で彼女がどんな素顔を見せてくれるか、期待は高まる一方だ。
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん…“願い”を叶えたはずのおとぎ話の主人公たちの驚くべき運命を描いた、大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。ハッピーエンドを描いてきたディズニーが、初めて描く「めでたし、めでたし」の“その後”に、要注目だ。