児童文学「オズの魔法使い」に着想を得たドラマが製作へ

ライマン・フランク・ボームの有名児童文学で、名子役ジュディ・ガーランドが夢の国オズに迷い込む主人公ドロシーを演じた「オズの魔法使い」に着想を得たドラマが、米NBC局でシリーズ化されるそうだ。
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The Wrapによると、『Emerald City(原題)』のタイトルが付いた同ドラマの企画は2013年より進められていたが、現在まで実現に至らなかったという。今回、晴れてシリーズ化が決まり、海外ドラマ『THE EVENT/イベント』の製作総指揮を務めたデヴィッド・シュルナーが、脚本を執筆し、製作総指揮に名を連ねるそうだ。
10話構成でのシリーズ化となる『Emerald City(原題)』は、古典『オズの魔法使い』にひねりを加え、警察犬と共に別世界へと飛ばされてしまう20歳のドロシー・ゲイルが主人公。複数の王国が覇権争いを繰り広げ、血気盛んな戦士たちが刃を交わす世界で、ドロシーは王国の命運を分ける女戦士に変身するという。黒魔術を操る魔女たちも登場するとのことだ。
『ワンス・アポン・ア・タイム』や『GRIMM/グリム』など、大人が楽しめるダークファンタジーがヒットしているアメリカテレビ界。キャストなどの続報が待たれるが、パイロット版の結果を見ずにシリーズ化が決まった『Emerald City(原題)』に期待したいところだ。