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渡辺謙、トニー賞主演男優賞逃す!『王様と私』はリバイバル作品賞ほか4部門受賞

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渡辺謙主演『王様と私』は、ミュージカル部門リバイバル作品賞を受賞!
渡辺謙主演『王様と私』は、ミュージカル部門リバイバル作品賞を受賞!(C)getty images

 米演劇界の最も権威ある賞と言われる第69回トニー賞授賞式が現地時間7日、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催された。渡辺謙が日本人初のミュージカル主演男優賞にノミネートされた『王様と私』は、ミュージカル部門のリバイバル作品賞を受賞。渡辺は惜しくも受賞を逃したが、ステージで相手役のケリー・オハラと共に華麗なパフォーマンスを披露し、観客の喝采を浴びた。

【関連】「第69回トニー賞授賞式」<フォトギャラリー>

 ミュージカル・リバイバル作品賞に輝いた『王様と私』は1860年代を舞台に、シャム国王子と家庭教師のイギリス人女性アンナが衝突しながら次第に心を通わせていく様を描くミュージカル。1951年に初演されて以来、舞台や映画で何度もリバイバルされている、今回のは作曲家リチャード・ロジャースと作詞家オスカー・ハマースタイン二世が手がけた作品。

 リバイバル作品賞のほか、ケリー・オハラが主演女優賞で初のトニー賞を獲得。相手役の渡辺に「我が王」と感謝の言葉を贈った。ルーシー・アン・マイルズの助演女優賞、衣装デザイン賞を含む合計4部門を受賞した。

 ミュージカル作品賞は同性愛をテーマに、葬儀社を営む一家の長女アリソンの自伝的グラフィック・ノベルが原作の『ファン・ホーム』が受賞。同作品はほか、渡辺がツイッターでエールを送っていたマイケル・セルヴェリスが主演男優賞、サム・ゴールドが演出賞に輝くなど、合計5部門を受賞した。

 演劇部門では映画界で活躍する英女優ヘレン・ミレンは『ザ・オーディエンス』で英エリザベス2世を演じ、演劇部門で初のトニー賞となる主演女優賞を受賞。作品賞は『夜中に犬に起こった奇妙な事件』が受賞した。第69回トニー賞授賞式の模様は、WOWOWライブで6月13日20時からリピート放送される。

<第69回トニー賞、主要部門ノミネーション(★は受賞作品/受賞者)>

【ミュージカル部門】
■作品賞
『巴里のアメリカ人』
★『ファン・ホーム』
『Something Rotten!(原題)』
『THE VISIT -ザ・ビジット-』

■リバイバル作品賞
『オン・ザ・タウン』
『20世紀号に乗って』
★『王様と私』

■主演男優賞
★マイケル・セルヴェリス/『ファン・ホーム』
ロバート・フェアチャイルド/『巴里のアメリカ人』
ブライアン・ダーシー・ジェームズ/『サムシング・ロッテン!』
渡辺謙/『王様と私』
トニー・ヤズベック/『オン・ザ・タウン』

■主演女優賞
クリスティン・チェノウェス/『20世紀号に乗って』
リアン・コープ/『巴里のアメリカ人』
ベス・マローン/『ファン・ホーム』
★ケリー・オハラ/『王様と私』
チタ・リヴェラ/『THE VISIT -ザ・ビジット-』

■助演男優賞
★クリスチャン・ボール/『Something Rotten!(原題)』
アンディ・カール/『20世紀号に乗って』
ブラッド・オスカー/『Something Rotten!(原題)』
ブランドン・ウラノウィッツ/『巴里のアメリカ人』
マックス・ヴォン・エッセン/『巴里のアメリカ人』

■助演女優賞
ヴィクトリア・クラーク/『恋の手ほどき』
ジュディ・キューン/『ファン・ホーム』
シドニー・ルーカス/『ファン・ホーム』
★ルーシー・アン・マイルズ/『王様と私』
エミリー・スケッグス/『ファン・ホーム』

■演出賞
★サム・ゴールド/『ファン・ホーム』
ケイシー・ニコロウ/『Something Rotten!(原題)』
ジョン・ランドー/『オン・ザ・タウン』
バートレット・シャー/『王様と私』
クリストファー・ウィールドン/『巴里のアメリカ人』

【演劇部門】
■作品賞
★『夜中に犬に起こった奇妙な事件』
『侮辱された者』
『Hand to God(原題)』
『ウルフ・ホール』

■リバイバル作品賞
『我が家の楽園』
『エレファント・マン』
『青春・最終章~僕たちの決算~』
★『スカイライト』

■主演男優賞
スティーヴン・ボイヤー/『Hand to God(原題)』
ブラッドリー・クーパー/『エレファント・マン』
ベン・マイルズ/『ウルフ・ホール』
ビル・ナイ/『スカイライト』
★アレックス・シャープ/『夜中に犬に起こった奇妙な事件』

■主演女優賞
ジェニーヴァ・カー/『Hand to God(原題)』
★ヘレン・ミレン/『ザ・オーディエンス』
エリザベス・モス/『ハイジ・クロニクル』
キャリー・マリガン/『スカイライト』
ルース・ウィルソン/『星ノ数ホド』

■助演男優賞
マシュー・ビアード/『スカイライト』
K・トッド・フリーマン/『Airline Highway(原題)』
★リチャード・マッケイブ/『ザ・オーディエンス』
アレッサンドロ・ニヴォラ/『エレファント・マン』
ナサニエル・パーカー/『ウルフ・ホール』
マイカ・ストック/『It’s Only a Play(原題)』

■助演女優賞
★アナリー・アシュフォード/『我が家の楽園』
パトリシア・クラークソン/『エレファント・マン』
リディア・レナード/『ウルフ・ホール』
サラ・スタイルズ/『Hand to God(原題)』
ジュリー・ホワイト/『Airline Highway(原題)』

■演出賞
スティーヴン・ダルドリー『スカイライト』
★マリアンヌ・エリオット/『夜中に犬に起こった奇妙な事件』
スコット・エリス/『我が家の楽園』
ジェレミー・ヘリン/『ウルフ・ホール』
モリッツ・フォン・シュテュルプナーゲル/『Hand to God(原題)』

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