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宮沢りえ、杉咲花と初共演で母娘役 余命宣告を受けたお母ちゃんの“終活”を描く

映画

宮沢りえ&杉咲花、『湯を沸かすほどの熱い愛』で初共演
宮沢りえ&杉咲花、『湯を沸かすほどの熱い愛』で初共演

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宮沢りえ

杉咲花

中野量太

 2016年秋全国公開の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、宮沢りえと杉咲花が母娘役として初共演することがわかった。大きな母性で会う人皆を包む、ちょっと破天荒なお母ちゃんの“終活”を描いた本作で、宮沢は余命宣告を受けた主人公・双葉、杉咲は弱い自分に立ち向かい病に侵された母を強く支えていく娘・安澄を演じる。

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 会う人すべてを包みこむ、でっかい母性の持ち主・双葉はある日突然余命宣告を受けてしまう。しかし、双葉には絶対にやるべきことが4つあった。失踪中の夫を連れ帰って休業していた家業の銭湯を再開させること、気が優しすぎる娘の安澄を独り立ちさせること、安澄をある人に会わせること。そして最後の1つは、家族も知らない双葉だけの秘密だった…。

 監督は、自主製作『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭他、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太監督。商業用長編デビューとなる今作で、宮沢は監督自身が手掛けたオリジナル脚本に強く惹かれ、出演を決意。日経トレンディの「2015年の顔」にも選ばれた注目の若手女優・杉咲と初共演で母娘役を演じ、笑って泣いて胸が沸騰するほど熱くなる家族の物語を紡ぎだす。

 宮沢は「中野監督の想いのこもった脚本に私の心も沸かされました」と、出演の決め手となった脚本を絶賛。そして、「素敵な共演者の方々と、この作品に携われる喜びをガソリンにし、タイトルに負けないくらい燃え尽きたいと思います」と、熱く意気込みを語る。

 杉咲も、宮沢との共演にあたり「脚本を読みながら、“おかあちゃん”のセリフがどんどん、りえさんの声として身体に響いてきました。素敵なお母ちゃんの娘になることができて、光栄に思います」と喜びを語り、「お母ちゃん(双葉)のことが大好きです」と、既に役に入り込んでいる様子を見せた。

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