人形そっくり“リアル ケン”、白血病のため死去

バービー人形シリーズの男性キャラクターであるケンにそっくりのブラジル人男性セルソ・サンテバンスさんが、5ヵ月の白血病との闘いの末、亡くなっていたことが分かった。Mail Onlineによれば20歳の若さだったという。
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人形であるケンに近づくべく約4万5000ドルをかけ整形手術を施したセルソさんは、その再現度の高さから世界中のメディアに取り上げられ一躍有名人となった。その後も“セルソ・ドール”という人形のシリーズを発売したりと積極的に活動していたが、足に入れたハイドロゲルが感染症を引き起こしたため病院へ行った彼は、そこで血液のガンとも言われる白血病の診断を受けることになる。
記事によればセルソさんは、ブラジルにある大学病院にて治療を受けていたが、現地時間9日、白血病が引き起こす細菌性肺炎によって急逝したとのこと。セルソさんは今年1月、点滴をうたれる自分の手をインスタグラムに投稿し、「この病気を受け入れることは僕にとって簡単なことではない。可哀そうだと思わないでほしい。ただ僕を尊敬し、祈ってください」とメッセージを添えている。