『シッチェス映画祭』今年も開催決定! 注目は鬼才ジョー・ダンテ監督最新作

特集上映企画『シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション』が好評につき2015年も10月24日より東京、大阪、名古屋、福岡の4都市で開催することが決定された。また、上映作品6作品中5作品のラインアップも確定した。
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本イベントは、今年で4回目の開催となる日本で唯一の本家公認の特集上映イベント。スペイン・バルセロナ郊外のシッチェスで毎年開催されている本場シッチェス映画祭に出品された作品からセレクトし、特集上映する本企画はミニシアターの減少などで上映機会が限られるジャンル映画のファンを中心に熱狂的な支持を受けている。
今回のラインアップでとりわけ注目なのが、『ハウリング』、『ピラニア』、『グレムリン』などの鬼才ジョー・ダンテ待望の最新作『ゾンビ・ガール』。元カノのゾンビに襲われるという王道コメディホラーで、2014年本場シッチェス映画祭のクロージングを飾っている。
ほかにも、第27回東京国際映画祭に出品された人間の本性をむき出しにする、都市消失SFミステリー『ミッドナイト・アフター』や頭脳は人間ながら見た目が狼の警官が自らの変貌の謎を解こうと暴れまわる『ウルフ・コップ』。『屋敷女』のジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バリチェロ監督が手掛ける美少女ホラー『恐怖ノ白魔人』、汚職警官と最強ギャングの争いが息をもつかせぬ緊張感をうみだす『ハイエナ』などつぶぞろいの作品が並ぶ。
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2015」は10月24日から、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田、シネマスコーレ、福岡中洲大洋にて公開。