『NARUTO』原作者・岸本斉史 『BORUTO』は「今までの15年間を詰め込んだ」

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『BORUTO ‐NARUTO THE MOVIE‐』完成披露試写会舞台挨拶が28日に行われ、声優の三瓶由布子(うずまきボルト役)、菊池こころ(うちはサラダ役)、竹内順子(うずまきナルト役)、主題歌アーティストのKANA‐BOON、原作者・製作総指揮の岸本斉史らが登壇。岸本は本作について「私のプライベートが反映されている」と明かした。
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主演の三瓶は、今回の出演について「自分たちもジャンプで読んできた作品。ボルトが映画化されるとニュースで見たときに楽しみだったが、その期待が自分に向けられると思ったら、1日寝れなかった」と振り返る。また、三瓶がボルトの声で「みんな、オレのかっけー姿を楽しみにしてくれよな!」と声を張り上げる一方、菊池は「舞台挨拶は人生初なので緊張しています」とボソリ。竹内は「この間、ナルトの初恋が成就したとおもったら、もう父親になっていました」と笑いを誘った。
岸本は「今回大変でした。やっと休めると思ったら、全然休めなくて…」とこぼすも、「連載以上に頑張った。自分へのご褒美ではないが、この間やっと新婚旅行に行ってきた」と笑みを浮かべる。さらに、「うちの息子もボルトくらい大きくなった。私生活をそのままさらけだすような作品になった」と打ち明け、「試写を見たが、完璧。今までの15年間を詰め込んだつもりで書いた。僕は大満足。ファンの方には喜んでもらえると思う」と、自信を覗かせた。
当日はKANA‐BOONによる主題歌『ダイバー』の生演奏も実施。ボーカルの谷口鮪が「小学校の頃からナルトと一緒に育ってきたので光栄」と作品への思いを明かす。岸本は「まるで僕のために歌ってくれているよう」と目頭を熱くさせた。
本作は、岸本のマンガを原作とする『NARUTO‐ナルト‐』劇場版アニメーションの最新作。昨年、「週刊少年ジャンプ」での連載が完結した『NARUTO‐ナルト‐』主人公うずまきナルトの息子・ボルトら、新時代を生きる新たな忍たちの戦いを描く。イベントには杉山紀彰(うちはサスケ役)、小野賢章(奈良シカダイ役)、浪川大輔(モモシキ役)も登壇。
『BORUTO ‐NARUTO THE MOVIE‐』は、8月7日より全国ロードショー。