カンニング竹山、『セッション』観て苦い過去を懐古「なつかしい気持ちに」

関連 :
映画『セッション』が、TSUTAYAのみでブルーレイ・DVDレンタル開始されることを記念して、14日、そのPRイベントが開催された。応援隊長に就任したカンニング竹山が、鬼教師・フレッチャー先生にならってハゲカツラで登場。あらゆる事柄にキレながらも本作の見どころを語った。
【関連】「カンニング竹山」フォトギャラリー
本作は、一流のドラマーを目指し名門音楽大学に入学した青年が、鬼教師の異常なまでに完璧さを求める指導によって心身共に追い詰められていくさまを描く音楽青春ドラマ。第87回アカデミー賞で、J・K・シモンズの助演男優賞ほか、計3冠を制した。
ハゲカツラをかぶらされたことに対し「別に被んなくて良いだろ! 日本人なにやってんだって言われるぞ!」と冒頭から怒りを爆発させた竹山だったが、「これは去年、妻に熱弁されてどうしても見たくなってしまって、妻より先に一人で夜中映画館に行って見ちゃった」と応援隊長になる前に映画を鑑賞していたことを明かした。
「フレッチャー先生が怖くて、ものすごく面白くて、自分が過去、いろんなところで怒られたことを思い出してなつかしい気持ちになりました」と自身の経験と重ね合わせ「憎しみとかいろんな感情が生まれましたよね」と吐露。
また、たまたま番組の企画でドラムを叩くことがあったとのことで、「1人でスタジオ借りて、映画のシーンを反芻しながら頑張って練習しました。素人があれだけ叩けるようになるまでは、本当に血をドラムスティックににじませるくらい練習しないとダメなんだろうなって思いました」とマイルズ・テラーが演じたニーマン役についても思いをめぐらせたようだ。
自信も俳優として活動する竹山は「今後、俳優の比重は増えますか?」との問いに「伊東四朗さんみたいに、漫才も俳優もバラエティも、うまいぐあいに全部やっていきたいね」と展望を語り、最後は応援隊長らしく「普通の若いドラマーが成長する話、ではありません。本当にいろいろあってすごいから! 騙されたと思って見てください」と映画を熱くPRした。
『セッション』ブルーレイ&DVDは9月18日よりTSUTAYAだけでレンタル開始