林原めぐみ×椎名林檎、アニメ『昭和元禄落語心中』OPで豪華タッグ

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2016年1月より放送開始のテレビアニメ『昭和元禄落語心中』でキャストを務める声優の林原めぐみが、同アニメのオープニング主題歌を歌唱することが決定。楽曲の作詞作編曲プロデュースを、歌手の椎名林檎が手掛けるという豪華タッグが実現した。
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本作は、第17回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優秀賞を受賞した雲田はるこによる人気漫画が原作。昭和の落語界を舞台に、噺家(はなしか)の素顔と業を描く。林原は本作で謎の女性“みよ吉”を演じる。
今回の楽曲で椎名は、作詞作編曲に加えヴォーカルディレクションまでを担当。林原の楽曲で同一アーティストが作詞・作曲・編曲全てをプロデュースするのは初の試みとなる。
楽曲の制作過程について椎名は「(林原の)話し声の音域の範囲内にメロディやアンサンブルを編んでいくというアプローチは初めての体験」と明かし「天下の林原めぐみ女史。その七色の声に触れられるなど、作家として夢のまた夢。この度の制作は、作曲を続けてきて良かったと実感する瞬間の連続でした」と喜びを語った。
一方、林原は「彼女のオーダーを受け止め…答え、咀嚼し、ひたすら『肉声(コエ)』にしてゆく。そのゆったりとした、それでいて的確なラリーは、大変エロティックな作業でした。お互いにきっと一生忘れない宝物のような時間…。全ての過去に感謝する時間でありました」と椎名との時間を噛みしめるように振り返った。
またアニメのBGM集と録り下ろしの落語を収録した音楽CD「昭和元禄落語心中音曲噺其の一」は10月7日より発売。これに合わせ、アニメ公式サイトがリニューアル、最新PVも公開となった。
12月12日には日比谷公会堂にてイベントの開催が決定しており、林原ほか、石田彰(有楽亭八雲役)、小林ゆう(小夏役)、山寺宏一(助六役)、さらにこの度、与太郎役の関智一の出演も決定。アニメの本編上映やキャストトークショーが行われる。
テレビアニメ『昭和元禄落語心中』は2016年1月よりMBS ほか“アニメイズム”枠にて放送開始。