異色SFドラマ『ドクター・フー』、ヤングアダルト向けスピンオフ製作決定
海外ドラマ
英BBCで1963年から放送されている異色SFドラマシリーズ『ドクター・フー』のスピンオフが製作されることになったという。BBC Threeが正式に発表した。ヤングアダルト小説『怪物はささやく』や『心のナイフ』などの作家パトリック・ネスが手がけるそうだ。
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BBC Threeの発表によると、ヤングアダルト向けスピンオフのタイトルは『Class（原題）』。とてつもない危険が時空間の壁を突き破って現代のロンドンに迫ってくるとのことで、本家シリーズの中にも登場するコール・ヒル校とドクター・フーがかつてない形で描かれるという。人気海外ドラマ『吸血キラー／聖少女バフィー』や映画『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのヤングアダルト向けの傑作のように、アクションとハート、アドレナリン満載の作品になるそうだ。
スピンオフではネスと共に、本家シリーズに2005年から脚本家として参加し、2010年からは製作総指揮を務めているスティーヴン・モファットが製作総指揮として名を連ねる。今回初めてテレビシリーズを手がけるというネスは、「時空間と同じくらい巨大な『ドクター・フー』の世界に入れることに驚きと興奮を覚えています。そこにはまだあらゆる素晴らしい物語を紡ぐ余地がたっぷり残っているかと思います」とスピンオフへの意気込みを語り、「皆さんに『Class』のヒーロー達や新しい悪役、エイリアン達を紹介するのが楽しみです」とコメントしている。
『Class（原題）』は1話45分の8話構成。来春に英ウェールズで撮影し、2016年中に放送する予定だそうだ。
