『シャーロック』クリスマス特番、舞台は19世紀ヴィクトリア朝のロンドンに

関連 :
2015年初旬に、シーズン4に先駆けてクリスマス特番が撮影されると伝えられた人気海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』。昨年11月頃より、特番の舞台が原作に近い19世紀イギリスになるのではないかと憶測されていたが、ドラマのクリエイター=スティーヴン・モファットがEntertainment Weeklyとのインタビューで噂通りの設定であることを認めたという。
【関連】『SHERLOCK/シャーロック』作品フォトギャラリー
昨年11月、BBCにより、ヴィクトリア時代の服装に身を包んだ主演のベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンのビジュアルがリリースされ、ファンの間ではクリスマス特番の舞台がヴィクトリア朝のイギリスになるとの憶測が飛んでいた。
モファットはEntertainment Weeklyに対し、「特番は独立した作品だ」と、特番だからこそのストーリーになっていることを明かし、「通常シリーズの3話の一部ではない。だからこの特番が実現する。隠せていないも同然だったが、ヴィクトリア朝が舞台になる」と、先の噂を肯定したという。
「(共同プロデューサーの)マーク・ゲイティスと僕のやりたかったことだが、特番にする必要があった。それ自体が独立した作品である必要があった。いわば、独自の小さな世界観のある作品だ」と、特番への思い入れが強いことを明かした。
特番はほぼ完成しているとのことで、仕上がりに大満足していると、モファットは語っている。放送日は決定していないが、本国イギリスでは12月頃の放送が見込まれる。