『ワールド・ウォーZ』続編VS『ジュラシック・ワールド』続編、監督めぐり争奪戦!?

パニックアクション大作『ワールド・ウォーZ』の続編に関し、新しい動きがあったと米メディアが報じている。同作の監督を務めるとされるフアン・アントニオ・バヨナに対し、ユニバーサルが『ジュラシック・ワールド』続編の監督をオファーしたと言われており、それにより制作に影響が生じたという。
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『ワールド・ウォーZ』続編では、前作の監督を務めたマーク・フォスターは作品を離れ、次回作の監督にはバヨナを迎えると言われている。彼はホラー映画『永遠のこどもたち』やディザスター映画『インポッシブル』の監督を務めている。最新作はリーアム・ニーソン、シガニー・ウィーバーが出演するダークファンタジー小説「怪物はささやく」の映画化『A Monster Calls(原題)』。
しかしThe Hollywood Reporterによると、ユニバーサルはバヨナに対し『ジュラシック・ワールド』続編の監督を打診。『ワールド・ウォーZ』続編の監督を務めることを理由にオファーは実ることはなかったが、こうしたユニバーサルによる申し出により、パラマウントがバヨナにより配慮し制作を進めるようになったという。結果的に、脚本をスティーブン・ナイトが書き上げていたにも関わらず書き直しとなり、『ユートピア』の脚本家のデニス・ケリーが引き継ぐことになった。なお撮影は来年初旬を予定しているという。
『ワールド・ウォーZ』続編は2017年7月9日に公開日が決定している。ブラッド・ピットが再び主役を演じ、前作同様マックス・ブルックスの小説にインスパイアされたものになると見られている。