『ヴァン・ヘルシング』ドラマ化、主人公はヴァン・ヘルシングの娘

ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』で描かれたドラキュラと戦う大学教授ヴァン・ヘルシング。以後、モンスターハンターの代名詞となり、様々なコミックやテレビ、映画に登場し、ヒュー・ジャックマンが主演を務めた映画『ヴァン・ヘルシング』(04)では大胆にアレンジされたが、米ケーブルテレビ局のSyFyがヴァン・ヘルシングの娘ヴァネッサを主人公にしたドラマ化を進めているという。
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Deadlineによると、ドラマ化は13話構成になる予定とのこと。製作を手掛けるノーマディック・ピクチャーズのもと、映画『ウィッカーマン』(07)のニール・ラビュートが脚本兼ショーランナーとして指揮を執るという。
2016年秋のプレミア放送を目指し、来たる1月からカナダのバンクーバーで撮影が始まる予定。5年の眠りから目覚めたヴァネッサは世界がヴァンパイアによって支配されたことを知り、自分に備わる特殊な能力を武器に、人類存続のためにヴァンパイアに戦いを挑むという展開になるという。
同ドラマについて、ノーマディック・ピクチャーズのチャド・オークスは「このシリーズは、ヴァンパイアに完全に支配された世界を掘り下げるという点でユニークです。人間のキャラクター達は存続のために協力することの意義を学ぶことになります」と語っている。
ヴァネッサ以外の登場人物や設定、キャストなどの詳細は不明。1月から撮影予定とのことなので、続報が近いうちに届くことに期待したい。