マッチョな俳優クリス・ヘムズワース、1日500kcalのダイエットで激ヤセ

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オーストラリア出身の俳優クリス・ヘムズワースと言えば、映画『マイティー・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズの雷神ソーの屈強な肉体を持つマッチョなイメージだ。しかしロン・ハワード監督と2度目のタッグとなった新作『白鯨との闘い』(2016年1月16日より日本公開)では過酷なダイエットに挑んだという。その証拠にクリスは作品の全米公開を12月に控え、激やせし、まるで別人になった写真を自身のインスタグラムに投稿した。
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海で難破し、サバイバルを強いられるという作品にあてて、「“Lost At Sea”(海で迷子)という新しいダイエット/トレーニング・プログラムを試したよ。お薦めはできない」と、酷く日焼けしたメイクのヒゲもじゃ姿を披露したクリス。その肉体はやせ細り、あばら骨や鎖骨が浮き出ている感じだ。
ABC Newsなどによると、ハワード監督と共に夜のニュース番組『Nightline』に出演したクリスは、「撮影を通して1週間から2週間ごとにカロリー(食べる量)を減らしていき、最後の2週間は1日のカロリー消費量が500から600キロカロリーにまで抑えられた」と明かした。「またやりたいとは言えない」というクリスだが、この過酷な体験を通じて乗組員を演じた共演者の絆が強まったことを「僕達対世界、もしくは僕達対よく食ってる奴といった感じ」と冗談交じりに語ったという。
映画『白鯨との闘い』はハーマン・メルヴィルの長編小説『白鯨』の基になったという実際に起きた難波事件をベースにしたアクションアドベンチャー。ナサニエル・フィルブリックの『復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇』をベースに、1820年の冬、クジラに襲われて難破した捕鯨船エッセクス号の乗組員が強いられたサバイバルを描く。クリスが演じるのは、ベテラン一等航海士オーウェン・チェイス。映画『リンカーン/秘密の書』(12)のベンジャミン・ウォーカーが船長ジョージ・ポラード役、映画『007 スカイフォール』(12)のベン・ウィショーがハーマン・メルヴィル役で出演する。