ベネディクト・カンバーバッチ、サンタへ “平和” とライトセーバーをリクエスト

海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』シリーズの人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが、影響力のある文筆家などの手紙を称え、手紙を書く伝統などを守ることに力を入れるLetters Liveのイベントに参加。サンタクロースに宛てた手紙で、幼少期に映画『スター・ウォーズ』シリーズのライトセーバーをお願いして貰えなかったことを明かし、手紙の最後に再リクエストした。
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「サンタ様 友人に頼まれ、あなたに手紙を書いていますが…何を言っていいのか分からないことを白状します」と、直筆で綴ったベネディクト。大人になった今、サンタに何か頼むのは大人げないと思っているとのことで、環境や移民問題、教育、人権など自分達で招いた問題にサンタの力を借りるのはお門違いだが、得られるものであればどんなヘルプもありがたいと、ユーモアを交えて社会問題にも触れた。
サンタは物質主義に走る大人のためではないというベネディクト。「あなたは子供達のために存在するのですね」と綴り、「子供達がもう少し子供でいられる時間を作ってあげてください。魔法のような時間と遊び盛りの時間を増やしてあげてください。おかしくなっていく世界の現実から彼らの気をそらし、悲しみで涙を流すよりも笑い声をあげられるようにしてあげてください」と子供達のためにもお願いをした。
さらに「ライトセーバーをお願いして受け取ること(ところで、一度も受け取ることはありませんでした)は、(サンタにとって)時空連続体をコントロールすることや子供時代の時間を長くすることと同じような重みがあるかは分かりません」と続け、クリスマスギフトにライトセーバーを願ったが実現しなかった過去を明かした。そして手紙の最後を「追伸、あのライトセーバーを今度はもらえますか?」とユーモアたっぷりに締めくくった。