人類の禁忌“ヒトクローン”創出描く バイオロジック・ホラー『エリザベス』予告解禁

「2014年ファンタジア国際映画祭」で脚本賞を受賞したバイオロジック・ホラー『エリザベス 神なき遺伝子』の予告編が公開された。本作は、人類の禁忌とも言うべき“ヒトクローンの創出”を描いており、予告編では、タブーに踏み込んだ科学者を襲う悪夢の始まりが映し出されている。
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遺伝子科学者のヴィクター・リード博士は初めての人間のクローン創出に成功。実験で生まれた女児にエリザベスと名付け、様々なテストを行う。しかしその行為と写真がマスコミに流出してしまい、世界を揺るがす道徳的・宗教的大論争に発展。やがてエリザベス誕生に費やされた博士の過去と実験の失敗の数々が明らかになっていくが、それは人類が見る究極の悪夢の始まりだった…。
今回公開されたのは、「映画が描いてはいけない領域は、ある」の文字と共に、容器に入れられた赤ちゃんが描かれたポスタービジュアルと、禁断の領域を描いた本作の不気味な雰囲気が漂う予告編。“新人類”エリザベスの誕生、世間への公表、実験動物の無残な死骸、薄暗い屋敷内を徘徊する不気味な影、そしてあまりの恐怖に声を失うヴィクター博士の妻の姿が映し出され、待ち受ける悪夢の始まりを予感させる。
映画『エリザベス 神なき遺伝子』は、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて2016年1月16日ロードショー。