児童文学『赤毛のアン』テレビシリーズ制作へ
海外ドラマ
日本でも根強い人気を誇るカナダの作家L・M・モンゴメリが1908年に発表した児童文学『赤毛のアン』。2014年には同書の翻訳家、村上花子の半生を描いたNHKの連続テレビ小説『花子とアン』のヒットで再注目されたが、本国カナダのCBC局で『赤毛のアン』がテレビシリーズ化されることが明らかになった。
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The Wrapによると、『Anne（原題）』というタイトルで8話構成のシリーズになるとのこと。人気海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の脚本家モイラ・ウォリー＝ベケットや、映画『人生はビギナーズ』（12）のミランダ・ドゥ・ペンシエ、映画『ウォルト・ディズニーの約束』（14）のアリソン・オーウェン、映画『レ・ミゼラブル』（12）のデブラ・ヘイワードなど、蒼々たる面々が製作陣に名を連ねる。
『Anne（原題）』は原作に近いストーリー展開となり、カスバード家に引き取られた孤児院育ちの13歳のアンの生活や周囲の人達との交流を描く。さらに物語の裾野を広げ、アイデンティティや性差別、いじめ、偏見、信念といったテーマを反映する新しい冒険が、アンを始めとする登場人物達を待っているという。
これまでも数々の映画やドラマ、アニメになった『赤毛のアン』。CBCでは以前にも1985年、1988年、2000年にミーガン・フォローズ主演で同作をテレビ映画化し、日本でも『赤毛のアン』『続・赤毛のアン／アンの青春』『赤毛のアン／アンの結婚』のタイトルで劇場公開されている。
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