1月20日「デヴィッド・ボウイ・デー」に 米NY市が公式発表

今月10日(現地時間)にガンのため69歳で死去したイギリスを代表する伝説のミュージシャン、デヴィッド・ボウイ。各界から彼の死を惜しむ声が今なお聞こえるが、米ニューヨーク市が2016年1月20日を「デヴィッド・ボウイ・デー」と宣言したという。Deadlineなどの海外メディアが伝えた。
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ビル・デ・ブラジオ市長室のメディア・エンターテインメント部門から発表があり、現地時間20日、ボウイが劇作家エンダ・ウォルシュと企画した舞台『Lazarus(原題)』の上演後に、会場のニューヨーク・シアターワークショップで宣言書が授与されるという。『Lazarus(原題)』の舞台は20日が最終日となる。
ニューヨーク市メディア・エンターテインメント部門担当のルイス・カストロ氏は声明の中で、「ニューヨークこそ、この街に根付いた世界のアイコン的存在であるデヴィッド・ボウイの人生を祝すのに相応しい象徴的な街です」と語り、「この時代を代表する、影響力があり才能豊かなアーティスト達の中でも、ボウイの音楽、芸術、独創的なビジョンは、様々な世代のファンの人生に痕跡を残しました」とボウイの功績を称賛した。
舞台『Lazarus(原題)』はニコラス・ローグ監督のもと、ボウイ主演で1976年に映画化された『地球に落ちて来た男』の原作がベースになっている。