YOSHIKI、米サンダンス映画祭で演奏 会場はスタンディング・オベーション

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X JAPANのYOSHIKIが、現在ユタ州パークシティにて開催されている「サンダンス国際映画祭」に出席し、開会式会場にて行われたパーティーにてピアノパフォーマンスを披露した。演奏後、業界人で埋め尽くされた会場は、スタンディング・オベーションで拍手が鳴りやまなかったという。
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「サンダンス国際映画祭」はインディペンデンス映画を対象としており、出品が難関として知られる最も栄誉ある映画祭の一つ。そのワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門に選ばれた『We Are X』のワールドプレミア試写会のために会場を訪れたYOSHIKIは、開会式会場として今年初めて設置されたベース・キャンプで行われたパーティで演奏した。
ステージに上がると大歓声で迎えられたYOSHIKI。2005年リリースの曲「WITHOUT YOU」演奏前に、ギタリストHIDEの他界、 痛みの矛先をどこに向けていいのか解らず言葉にできない感情を形にした、という背景を観客に説明し「今は亡きHIDE、TAIJI、父に捧げます」とコメントした。
その後、23日に開催されたワールドプレミア試写会は、チケットはすべてソールドアウト、会場外にはキャンセル待ちを求める人たちが長蛇の列を作るほどの大盛況。YOSHIKIは「この映画で暗い過去に閉ざされた扉が、未来につながる入り口につながった。音楽がなかったら今の僕はここにいないです。さらにバンドのメンバーがいなかったら今の僕はないと思う」と映画、そしてメンバーへの想いを口にした。