『アナと雪の女王』ブロードウェイ・ミュージカル化 2018年春に開幕

日本を含む世界中で社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなったディズニー・アニメ『アナと雪の女王』。ミュージカル版がブロードウェイで2018年春に開幕することが明らかになった。米ディズニーの舞台制作担当幹部トーマス・シューマッハより正式に発表があったと、DeadlineやJustJaredなどの海外メディアが伝えた。
【関連】『アナ雪』日本語吹替版キャスト・神田沙也加<フォトギャラリー>
『アナと雪の女王』はアンデルセン童話『雪の女王』をモチーフに、アレンデール王国の王女、姉のエルサと妹のアナの姉妹愛を描き、世界興行収入127億ドル(約1452億円)以上を叩き出す空前の大ヒットとなった。ミュージカル版は2018年春にブロードウェイで開幕する前の2017年夏に先行上演される予定とのこと。どの都市になるかは後で発表になるそうだ。
ミュージカル版の音楽を担当するのは、映画版の主題歌『Let It Go』を作詞作曲したクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス夫妻。脚本は映画版の監督・脚本を手掛けたジェニファー・リーとなる。ディズニー小説『ピーターと星の守護団』のブロードウェイ版を手掛けたアレックス・ティンバーズが演出を務める。振り付けはミュージカル『ビリー・エリオット』のピーター・ダーリングが担当。キャストはまだ発表されておらず、詳細が待たれるところだ。
ようやく熱が収まってきたところだったが、2017年には再び『アナと雪の女王』旋風が巻き起こりそうな気配だ。米ディズニーではABC局で2017年のホリデーシーズンに、『アナと雪の女王』特番の放送を予定している。内容は不明だが、同作には映画版のボイスキャストを務めたアナ役クリステン・ベル、エルサ役イディナ・メンゼル、オラフ役のジョシュ・ギャッドが再集結するという。