ディーン・フジオカ、故郷への思い語る特別動画 福島県ドキュメンタリーアニメに参加

俳優ディーン・フジオカがストーリーテラーを務めたドキュメンタリーアニメーション『みらいへの手紙~この道の途中から~』の完成披露試写会で、フジオカによるコメント映像が紹介された。本作は、福島の実話に基づいたオムニバス形式の作品であり、フジオカはこの映像で、自身の出身地である福島県のプロジェクトに関わることを決めた動機などを明かしている。
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『みらいへの手紙~この道の途中から~』は、「雨上がりの朝」「あたしの先生」「がれきに花を咲かせよう」など、10エピソードから構成される自治体初ドキュメンタリーアニメーション。
フジオカは本作への参加について「福島県生まれの私ですが、何か自分ができる方法で福島県の復興に関わっていきたいと思っていたところお声がけをいただきました」と振り返り、「それぞれ違った想いがあって、原稿を読んでいて一言一言の重さに声が出なくなりそうな気持ちもありましたが、何とか読み終える事ができました」と、容易ではなかったことを明かす。
また「自分の子供の時に遊んだ阿武隈川だったり、猪苗代湖の景色だったり猫魔のスキー場とか、牡丹園とか…何か色々な事を久々に頭の中にはっきり思い出すキッカケにもなり今回やらせて頂いて、すごく光栄に思います」と、幼少期に思いを馳せるフジオカ。「10話あります。複雑な思いを抱かれるお話もあるかもしれません。それでも、是非世界中たくさんの人々に見ていただければと思います」と作品をアピールした。
『みらいへの手紙~この道の途中から~』は、現在公式サイトにて公開中。