栗山千明&市原隼人が不倫に溺れる 『不機嫌な果実』約20年ぶりドラマ化

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林真理子の傑作不倫小説『不機嫌な果実』が、栗山千明と市原隼人をキャストに迎え約20年ぶりに連続ドラマ化されることが分かった。栗山は自分を女として見てくれない夫に不満を募らせる32歳の人妻・水越麻也子を、市原はそんな麻也子が人妻であることを知りながらも、激しく求愛する情熱的な音楽評論家・工藤通彦を演じる。
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『不機嫌な果実』は、「夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか」というショッキングなキャッチコピーを掲げ、理性では抑えられない女の深層心理を赤裸々に描いた1996年のベストセラー小説。金曜ナイトドラマ枠でこの春放送される本ドラマで、栗山はテレビ朝日初主演、市原は同局の連続ドラマ初出演、初共演を果たす。
役どころと同じ32歳の栗山は「2016年版の麻也子は純粋に幸せを求め、不満が募った結婚生活から脱出しようともがく女性。より多くの方に共感していただける主人公になっていると思います」と原作とは少し異なるヒロイン像を語る。
初共演となる市原について「笑顔がとてもチャーミングな、真っ直ぐで嘘偽りのないとても信用できる方という印象」と賛辞を贈り「今回はその懐に思いっきり飛び込んで頼りたいと思います!」とコメント。
一方「相手ときちんと向き合って物語を展開していく恋愛ドラマに出演するのは初めて」と語る市原は「解禁用の写真撮影をしながら、すごくドキドキしてしまって」と体を寄せ合うセクシーなポーズに照れてしまった様子。「実を言うと、僕は昔から女性と一緒に遊ぶ機会がほとんどなく、話すことすら避けてきた人間でした(笑)。そんな人間がこのドラマをやることで、どう変わるのか、すごく興味がありますね!」と自分自身と重ね合わせて語る。
栗山については「妖艶で凛としていて、背筋も伸びていて品もあります。ふと見せる、すごく親近感のわくような笑顔もとても素敵だなと思います」と絶賛し、「これから約3ヵ月、一緒にお芝居を重ね、お互いを知りながらどんどん深く物語の世界に入っていけたらな、と思っています」と意気込みを語った。
ドラマ『不機嫌な果実』は4月スタート。毎週金曜23時15分放送。