ブラッド・ピット、米ディズニーとタッグ 不法移民のサクセスストーリーを制作

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映画プロデューサーとしても手腕を発揮する俳優ブラッド・ピットが、米ディズニーと共に、不法移民から全米有数の名門「ジョンズ・ホプキンス病院」筆頭脳神経外科医になった人物を描く実話ベースの映画『ドクターQ(原題)』を製作するという。
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Varietyによると、同作はブラッド、製作会社「プランB」のデデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーが、2007年にラジオで医師の話を聞いた時から温めていた企画とのこと。脚本は、劇作家であり海外ドラマ『ニュースルーム』にスタッフライターとして参加したマシュー・ロペスが執筆する予定だ。
“ドクターQ”ことアルフレド・キニョーネス=ヒノホサは1980年代後半、19歳の時にメキシコから国境を越えてアメリカに不法入国。カリフォルニア州の農園で働いた後、短大から「カリフォルニア州立大学バークレー校」に転入し学士号を取得。全米屈指の「ハーバード大学医学大学院」に進学し、医学学位博士号を取得した後、米国市民になったという。
ブラッド、デデ、ジェレミーのトリオは、2013年に製作した『それでも夜は明ける』が第86回アカデミー賞作品賞を受賞。今年の第88回では『マネー・ショート 華麗なる大逆転』が作品賞にノミネートされた。