『エイリアン2』「27歳のニュート」ビジュアルを公開、『エイリアン5』N・ブロムカンプ監督

リドリー・スコット監督がメガホンを取る『プロメテウス』続編『エイリアン:コヴナント(原題)』の後に撮影が予定されている、ニール・ブロムカンプ監督の『エイリアン』シリーズ第5弾。ヒックス役のマイケル・ビーンが自身のキャラクターの復活と共に27歳頃の大人の女性になったニュートが登場することを話していたが、ブロムカンプ監督が大人になったニュートのコンセプトアートを公開した。
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ジェームズ・キャメロン監督がメガホンを取った『エイリアン2』(86)に登場した少女ニュート。ノストロモ号の惨事を招いた小惑星LV‐426の入植者で、同作ではシガニー・ウィーヴァー演じるリプリーと共に惑星を脱出するが、『エイリアン3』(92)で死亡した。以前、ブロムカンプ監督の構想する続編では『エイリアン2』の後の作品を忘れる形でヒックスやニュートを蘇らせると伝えられたが、現実になるのか。
多くがベールに包まれたままだが、公開されたコンセプトアートのニュートは、どことなくリプリーに雰囲気が似ている女性キャラクター像だ。ダークグリーンのユニフォームらしき服を身に着け、何かを見据えているような表情で口元をきゅっと閉じている。
今年は『エイリアン2』の公開30周年。小惑星LV‐426にちなみ4月26日が「エイリアン・デー」に制定された。ブロムカンプ監督はその記念に、「NEWT」と名前の入ったコンセプトアートを公開したが、ヒックスやニュートの再登場については賛否両論が巻き起こっており、思うように進まない製作の今後の展開が気になるところだ。