アル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロ、スコセッシ監督のギャング映画で再共演

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ハリウッドの重鎮アル・パチーノとロバート・デ・ニーロ、マーティン・スコセッシ監督が、新作のギャング映画『The Irishman(原題)』でタッグを組むことが明らかになった。Daily StarやInquisitrなどの海外メディアが伝えた。
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『The Irishman』は2010年頃から持ち上がっていた企画だが、ここに来て大きく前進したようだ。パチーノとスコセッシ監督にとっては初めてのタッグとなり、パチーノとデ・ニーロにとっては2008年の刑事サスペンス『ボーダー』以来の共演となる。
ストーリーはチャールズ・ブラント著のノンフィクション『I Heard You Paint Houses(原題)』がベースになっており、“アイリッシュマン”の異名を持つ、実在したマフィアの殺し屋フランク・シーランの半生を描くという。シーランは25人以上のマフィアの要人の殺害を依頼され、その中には1975年に失踪し、後に死亡宣告された全米トラック運転手組合の委員長でシーランの友人でもあったジミー・ホッファも含まれていた。
脚本は『シンドラーのリスト』(94)でアカデミー賞脚色賞を受賞し、スコセッシ監督の『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)を手掛けたスティーヴン・ザイリアンが執筆する。
キャストは他に、『グッドフェローズ』(90)のジョー・ペシや、『タクシードライバー』(76)、『レザボア・ドッグズ』(93)のハーヴェイ・カイテルなども名を連ねるという。予定通りに実現すれば、またとないドリーム・チームが結成されることになり、作品への期待も高まる。撮影は2017年1月から予定されているという。