ジャスティン・ビーバー、アルゼンチン公演許可されず 過去の“ある事件”が理由

お騒がせセレブで人気歌手のジャスティン・ビーバーが、アルバム「パーパス」を引っさげてアルゼンチン公演を予定していたが、同国政府から敢行の許可がおりなかったそうだ。本人がツイッターで、同ツアーでアルゼンチンを訪れることはないと報告した。
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ジャスティンは「アルゼンチンのファンのみんな、パーパスツアーを敢行したいと本気で思っているけど、アルゼンチン政府がそれを許してくれなかったんだ」とツイッターで説明したうえで、「本当にごめん。状況が変わったら、行きたいけど、今の時点ではできないんだ。他の南米のみんな、会えるのを楽しみにしているよ」とファンに謝罪した。
昨年、ジャスティンはアルゼンチンに入国すれば逮捕されることになると警告を受けており、同国のフリオ・バノス裁判官は2013年にブエノスアイレスで起こったある事件に伴う令状をもとに、ジャスティンに対する「即時の拘留」を命じていた。ジャスティンのボディガードであるヒューゴ・アルシデス・ヘスニーとテレンス・レシェ・スモールズも同様に令状の対象になるとされていた。
その事件では、パパラッチのディエゴ・ペンソアが同市内のクラブでジャスティンのボディガードから暴力を受け、ジャスティンがボディガードにこの件を指示したと言われている。
令状はアルゼンチン出国前にジャスティンが質問に全く応じなかったことから出されていた。この事件の前には、ジャスティンは同市で行われた公演のステージ上でアルゼンチンの国旗を蹴り、政府から神聖さを汚す行為として非難を受けていた。