エマ・ワトソン、恋人を救うため恐怖組織へ潜入 脱出スリラー『コロニア』公開決定

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女優エマ・ワトソン主演の最新作『コロニア』が、9月17日より全国公開されることが決定。南米チリのピノチェト独裁政権下で実際にあった史実をもとにした脱出スリラー。ナチスの残党と結びつく拷問施設「コロニア・ディグニダ」を舞台に、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性がひとり“脱出不可能”と言われる恐怖組織へ潜入し、恋人とともに脱出する様を描く。
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エマといえば、1年間の女優休業を宣言し、その間、国連が立ち上げた新しいフェミニズム活動「He For She」の広報大使として活動するなど、男女平等とジェンダー・ステレオタイプからの脱却を訴えた国連での演説も話題となった。
そんなエマは、本作でタフなヒロイン・レナを演じる。「愛のためにどこまでできるか。女性は囚われる側を演じることが多いですが、この映画では女性が男性を救いに行く。その設定に惹かれました」と本作への出演の経緯を語る。
劇中では、コロニア内で信用を得るために服を脱ぐシーンや、折檻され、極限状態で脱出を試みるシーンを熱演し、体当たりでこの役を演じた。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役のイメージから完全に脱却し、大人の女優へと変貌を遂げたエマが鬼気迫るの脱出劇を作り上げる。
囚われた恋人・ダニエルを、『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュール、恋人たちを追い詰める“教皇”パウル・シェーファーを「ミレニアム」シリーズのミカエル・ニクヴィストが扮している。