『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7の放送は遅れる見込み その理由は?

世界中で人気を誇るHBOの海外ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のシーズン7の放送開始が、従来よりも遅くなる可能性が浮上した。海外メディアScreen Rantが報じている。
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同作の製作総指揮を務める、デヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが、UFC Unfilteredのポッドキャストの中で話したところによれば、遅延の背景には、ヨーロッパでの撮影における雪不足があるそう。二人は、これまでのシーズンでも、舞台設定に合わせるために各国で行われるロケや、実写にCGを付け加える際の膨大な作業量などの、非常に複雑な制作プロセスに悩まされてきたと語っている。
制作におけるこれらの困難がありながらも、同シリーズは4月のプレミア放送に必ず間に合わせて、大きな遅延を生むこともなかった。しかし、『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』では、前シーズンの『ゲーム・オブ・スローンズ 第五章:竜との舞踏』よりも12日遅い、4月24日にプレミアを迎えてファンを心配させていた。ベニオフとワイスによると、シーズン7はそれ以上に遅れる見込みなのだとか。
また、シーズンを重ねる毎に、制作に要する日数は増加しているとのこと。他にも二人は、これまでよりエピソード数は少なくなるものの、あと二つのシーズンが残されていること、そして自分たちは物語がどうやって終わりを迎えるのかを、既に知っていることを明かしている。
『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7は、2017年にHBOで放送予定。