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宮崎駿監督「また15年がんばれます」リニューアルしたジブリ美術館がお披露目!

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「三鷹の森ジブリ美術館」化粧直し特別内覧会の様子
「三鷹の森ジブリ美術館」化粧直し特別内覧会の様子 クランクイン!

 15日、三鷹の森ジブリ美術館が2ヵ月に及ぶ改修を終え、16日の再オープンを前に、プレス向けの内覧会を実施。この日開かれた会見で、館主である宮崎駿監督が「また15年がんばれます」とコメントを寄せた。

【関連】「三鷹の森ジブリ美術館」化粧直し特別内覧会<フォトギャラリー>

 入り口に向かって歩いていくと、まず気づくのが外壁の変化。15周年を迎えた今回のリニューアルでは、内部だけでなく、外壁の漆喰の塗り直しも行われているのだ。階段を下りて地下1階に行くと、小さな映画館「土星座」が。これまで使用されていたフィルム映写機が、デジタル映写機にモデルチェンジされている。ピカピカに輝くデジタル映写機の後ろに、何とも味わい深いフィルム映写機が置かれおり、見比べてみると面白い。

 地上1階に上がると、内覧会の翌日からスタートする新企画展示「猫バスにのって ジブリの森へ」がお目見え。オープン時の『千と千尋の神隠し展』以来、これまでに制作された14の展示が一挙に集結したこの企画展では、それぞれの展示から代表的な展示物がピックアップされ、まるで「ジブリの蚤の市」ともいえよう。展覧会ポスターやパンフレットに加え、“大人も乗れる猫バス”や“3びきのくま”など、人気の展示も復活。

 「映画の生まれる場所(ところ)」では、『千と千尋の神隠し』のアートボードが新登場。同展のスタッフの話では、同作が美術館開館の2001年に公開された作品だからとのこと。また、事務局長の方いわく「美術館は、『千と千尋の神隠し』が空前のヒットを飛ばしている7月に竣工しました。中央にエレベーターが、上階に渡り廊下があることからは、宮崎監督が劇中に登場する湯屋をイメージして設計されたことが分かります」と解説してくれた。

 地上2階かららせん階段を上がると、以前とは様変わりした屋上庭園が現れる。『天空の城ラピュタ』をイメージしたこの庭園には、これまで限られたスペースしかなく、写真撮影も難しかった。これを受け、巨神兵の広場は石畳になると共に、より大きなスペースを確保。さらに、以前はポツンと置かれていた「ラピュタ飛行石」の周りにも、休憩用のベンチが2脚、そして小さな池が2つ新設(ちなみに5匹のメダカが元気に泳ぎ回っている)されたほか、レールなどの小物も新たに置かれた。

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