『ロスト・バケーション』特別公開解禁! 世界遺産”ロード・ハウ島”が美しすぎる

ブレイク・ライブリー主演最新作のサバイバル・ヒロイン・アクション映画『ロスト・バケーション』の特別映像が届いた。スピルバーグの傑作『JAWS/ジョーズ』以来の“本格的サメ映画”との呼び声が高い本作。映像では映画クルーが初上陸した世界遺産”ロード・ハウ島”の透き通るような美しさが描かれている。
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『ロスト・バケーション』の舞台は秘境の島。バケーションを利用して島を訪れた、サーファーで医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)が“一匹の巨大な人喰いサメ”のアタックにより、最高の休暇が一転、恐怖に支配される。足を負傷し、大量に出血しながらも、無我夢中で近くの岩場に泳ぎ着いたナンシーが絶望的状況に追い込まれる…というスリラー映画。
今回到着した特別映像は、主人公のナンシー(ブレイク)と地元民カルロス(オスカル・ハエナダ)が、軽快な音楽と共にジープで密林を進む場面からスタート。木々の間を抜けた先には、息をのむような澄み切った美しいビーチが眼前に広がる。しかし、現地民カルロスの口から発せられる「気をつけて」の一言が不気味な後味を残す仕上がりとなっている。
劇中でブレイクが訪れるビーチは、地形、波、風、すべてが完璧という設定。白羽の矢が立ったのは、オーストラリア・シドニーの東600kmに浮かぶ小さな島、ロード・ハウ島だった。ユネスコ世界遺産に登録されているこの地での映画撮影は本作が初めて。
ロケーション・マネジャーのダンカン・ジョーンズは「今まで誰も見たことのない場所で撮りたかった。あのロケーションが、この映画のハートでありソウルなんだ」と語っており、ブレイクも「あの島で撮影できたのは本当に格別なことだったわ。海の真ん中に浮かぶ、手つかずの美しい島。小さな秘宝よ。の映画を見たら、きっとみんなあの島に行きたくなるでしょうね。それほど魅力的な映像なのよ」と島の魅力についてコメントを寄せている。
また、北から南へといくつもの候補地を見て回ったという監督のジャウマ・コレット=セラは、「あのビーチの映像4フレーム分だけで、完璧とは言えない他のビーチの映像2時間分よりずっと価値があると、僕らは思ったんだ」と、ビーチを見つけた時の感動を明かしている。