『ダイバージェント』最終章の劇場公開が中止、スピンオフのテレビ映画に変更か

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シェイリーン・ウッドリー主演の人気SFシリーズ『ダイバージェント』の第4弾が、劇場公開せずにテレビ映画として放送される可能性が浮上した。海外メディアHollywood Reporterが報じている。
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本シリーズは、人々が5つの共同体に強制的に選別される近未来の地球を舞台に、この5つの共同体に属さない異端者=ダイバージェントである主人公が繰り広げる戦いを描くSFアクション。『ダイバージェント』シリーズ完結編は前編・後編の2部作での製作が発表されていた。前編『Allegiant(原題)』は2016年3月に全米で公開されたものの、大ヒットに至らなかった。
複数の情報筋によると、第4弾にしてフィナーレとなる完結編後編『Ascendant(原題)』を、シリーズにおけるスピンオフのテレビ映画として、ライオンズゲートのテレビ部門が主導して製作するとのこと。本件について、ライオンズゲートはコメントを差し控えている。
これまでシリーズ3作品で主演を務めてきたウッドリーは、テレビ映画版への出演を打診されているという。しかし、共演者のマイルズ・テラー、アンセル・エルゴートらは、テレビ映画版への正式な出演オファーは受け取っていないようだ。ライオンズゲートは、主要な俳優陣をキャスティングすることができると考えているようだが、俳優のエージェントたちは、テレビ映画版となると、更なる交渉を慎重に進める必要があると見ている。