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C・イーストウッド監督、トム・ハンクス起用理由は“普通の人”だったから!?

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映画『ハドソン川の軌跡』トム・ハンクス
映画『ハドソン川の軌跡』トム・ハンクス(c)2016 Warner Bros. All Rights Reserved.

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 クリント・イーストウッド監督と主演トム・ハンクスのアカデミー賞コンビによる映画『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)にて、イーストウッド監督がハンクスを主役にキャスティングしたのは“ごく普通の人”を演じたら右に出るものはいないという理由であったことを明かした。

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 2009年、ニューヨークのハドソン川で起こった“奇跡”と賞賛された航空機事故の驚愕の生還劇。その未曽有の航空機事故からの“奇跡”の生還劇の裏に隠された実話を映画化した本作。航空機の機長・サリーが運転する航空機が、マンハッタン上空で全エンジンが停止という事態に。絶体絶命の中、機長は高速で墜落する70トンの機体を必死に制御し、ハドソン川に着水させることを決断する。

 この究極の決断は未曽有の事故を防ぎ、“乗員乗客155人全員生存”という奇跡の生還を果たしたが、一方で不時着以外の選択肢はなかったのかと国家運輸安全委員会から厳しい追及を受け、容疑者にされてしまう。そんなサリー機長の素顔は仕事熱心で、普段は真面目などこにでもいるごく普通の人だという。

 ハンクスは本作で、40年のベテランパイロットであるサリー機長を熱演。イーストウッドはこの“普通の人”を演じられるのはハンクスしかいないと考えていたという。またイーストウッドは「私たちがサリー役に最初に思い浮かべたのはトムだった。トムのことをサリーとして思い描いたよ。一度も仕事をしたことがなかったけど、ぜひ彼に演じてもらいたいと思ったんだ」とキャスティング決めたときの思いを語っている。

 ハンクスはオファーの際、6年間休みがない状況だったが、「この役を絶対に演じたかったんだ。とても刺激的でありながら同時にとてもシンプルな脚本に出会えることは本当に稀なことだからだよ。それに映画を作る唯一の理由は、それがこれまでに聞いたことがないストーリーだからなんだ。それはとても魅力的なことだし、監督がイーストウッドとくればアドレナリンは確実に噴出するね」とオファーを快諾した経緯を明かしている。

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