アンジェリーナ・ジョリー、国連スピーチで「平和維持に女性の参加が必要」と発言

女優のアンジェリーナ・ジョリーが、国連で行ったスピーチで、「平和維持には女性の参加が必要」と発言したことが話題を呼んでいる。海外メディアPeople.comが報じている。
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同サイトによれば、アンジェリーナはロンドンで開催されていた国連サミットをサプライズ訪問。平和維持活動の新たな手段として、女性の参画を増やすことに合意するよう、各国に要請したという。
アンジェリーナは、「平和維持軍は、女性に対して、そのコミュニティに属する男性と同じように従事することができなければ、地元民の信頼を得て、保つことはできません」とコメント。そして、「少し前に、私がセキュリティ面での課題について議論するために上級司令官たちと会った時、彼らにとって女性の平和維持軍の部隊員、そして女性の警察官が、地元との同意に必要不可欠で、作戦の運用上有効であることは明白でした」と付け加えた。
2001年から国連とのかかわりを持っているアンジェリーナは、昨年4月には、安全保障理事会の会合で、シリアの難民問題についても言及。同国の大使から「彼女は素晴らしい女性」と称賛を受けていた。