抗議デモで逮捕されたシェイリーン・ウッドリー、セレブたちがSNSで擁護

映画『ダイバージェント』シリーズや『シチズンフォー スノーデンの暴露』(16)の女優シェイリーン・ウッドリーが、米ノースダコタ州からイリノイ州に及ぶダコタ・アクセス・パイプラインの建設に反対する抗議運動に参加し、不法侵入を犯したとして逮捕された。その事実を受け、俳優のアンセル・エルゴートやマーク・ラファロらがシェイリーン支持をツイートした。
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TMZによると、シェイリーンは現地時間10日、約100人のデモ参加者と共に、アメリカ先住民の居留地を通り抜けるパイプラインの建設に抗議するため、ノースダコタ州スー郡にある建設現場に集まったという。シェイリーンが逮捕されている様子は映像に収められており、その中でシェイリーンは当局の警告を受けてその場を立ち退いたと訴えていた。最終的に27人のデモ参加者が逮捕されたという。
パイプラインはスタンディングロック・スー族の聖地と墓地を侵害するものとして先住民グループが建設の取り止めを訴えていたが、建設が続行となったため抗議集会が行われたという。
シェイリーンの逮捕を受けて、映画『きっと、星のせいじゃない。』『ダイバージェント』でシェイリーンと共演したアンセルは、「シェイリーンが今日、ノースダコタ・パイプラインに抗議して逮捕された。彼女が抗議していた事柄について、読んでみて」と、関連記事のリンクと共にツイート。マークも自身のツイッターに「僕はスタンディング・ロックの水の保護者達を支持することを、シェイリーンと共に支持する」とコメントして、シェイリーンをバックアップした。女優のマギー・Qは「誰かを逮捕できても、黙らせることはできない」とツイートしている。