20歳で家族になったニャンコが天国へ…思い出を集めたビデオが感動を呼ぶ

ここに、天国へと旅立った一匹のねこに贈る動画がある。そのねこの名前はデクスター。動画を作った飼い主の家族に引き取られた時、デクスターはすでに20歳で、人間で言えば96歳とも言われるおじいちゃんねこだった。家族が一緒に過ごした時間はわずか2年間だったが、くつろいだ表情が溢れるこのビデオを見ると、デクスターとの間にあたたかな絆が結ばれていたことがわかる。海外メディアPeopleが報じた。
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その思い出を綴った動画はユーチューブに投稿され、これまでに16万回以上再生されている。その家族は米国ユタ州在住で、今回動画を投稿したのはジル・ウィリアムスさん。
動画のキャプションでは「世界一のねこが天国に旅立ちました」「私たち家族と過ごしたとても短い時間の中で、もらった愛情や幸せを決して忘れません。安らかに眠ってね、デクスター」とコメントされている。
デクスターは保護施設にいた2014年に家族に引き取られた。「歯が抜け、病気の歳老いたねこはもう独りにしておいて欲しいのではないか、と思うかも知れません」「でも、デクスターは私たちの注意を集めようとしていました」とウィリアムスさんは続ける。
また、ねこは気まぐれに独自の生活にこだわることもあるが、デクスターは変化にとてもよく適応したという。「100匹ものねこたちと一緒に過ごしていたデクスターは、ひどい状態で健康状態も悪く、栄養不良に陥っていました」「(私たちと会って)きっと大当たりを引いた、と思ったんじゃないかな?」とウィリアムスさんは語る。
この動画を見てわかるのは、彼も書いているとおり「命を救うのに遅すぎることはない」ということ。「アメリカ中の動物保護施設に、飼い主を待っている素晴らしい動物たちがたくさんいます」と加えている。