レオナルド・ディカプリオ、次期米大統領トランプ氏と環境問題を協議

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11月の米大統領選では民主党のヒラリー・クリントン候補を支持していたオスカー俳優レオナルド・ディカプリオが、環境問題に取り組むため共和党の次期大統領ドナルド・トランプ氏と環境保全やグリーンジョブの創出などについて協議したという。
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レオナルドは環境保護活動に取り組むために立ち上げた「レオナルド・ディカプリオ財団」のCEOテリー・タミネン氏と共に現地時間7日、トランプタワーを訪問。協議の場にはトランプ氏の娘イヴァンカ・トランプもいたと、Us Weeklyが伝えている。
タミネン氏が発表した声明によると、会合は約90分続き、次期内閣が再生可能エネルギーを社会インフラに導入するための指針となる“枠組み”を提案したという。「商用と住宅用のクリーンな再生可能エネルギーを生産する施設の建設と運営を通じて、アメリカに数百万もの雇用を確保する方法について話し合いました」とのことだ。
トランプ氏は以前、地球温暖化を「でっち上げ」とコメントして物議を醸したが、レオナルドは自身がプロデュースした地球温暖化とその影響がテーマのドキュメンタリー映画『Before the Flood(原題)』のコピーをお土産に持参したという。イヴァンカには以前の会合で既に渡してあったそうだ。トランプ氏は作品を必ず観ると約束したという。