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2000年前に再現可能!? ディズニーアニメ最新作のこだわり過ぎる“ファッション”

アニメ

2000年前に実際に作ることができるというこだわりのファッションに注目!
2000年前に実際に作ることができるというこだわりのファッションに注目!(c) 2016 Disney. All Rights Reserved.

 ゴールデングローブ賞の最優秀長編アニメーション賞、最優秀主題歌賞にノミネートされているディズニー・アニメーションの最新作『モアナと伝説の海』。同作は主人公・モアナを赤ちゃんの頃から16歳の少女へと成長した姿を描く。その成長過程においてモアナは、7つのファッションを着こなしているのだが、その全ての服が、2000年前に実際に作ることができる素材や布、色を表現しているという作り手のこだわりが隠されていた。

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 大きな瞳に美しい花飾りが印象的なモアナだが、ベビー・モアナが着る赤いパンツや、子供の頃に着ている可愛らしいワンピース、16歳で海に大冒険に出る時に着る赤いトップスにロングスカートなど、南国の雰囲気たっぷりの可愛いファッションを身にまとっている。

 モアナファッションの華麗なる七変化は、見ているだけでも楽しいが、衣装デザインを担当したネイサ・ボーヴは、モアナが着る服を実際に2000年前に作ることが可能なもので制作された。例えば服の色は、黄色や赤、オレンジ、黒、茶色など、当時の染料でも作り出せる色にしている。中でもとくに“赤”の服が多く「赤は王を表し、気高さの象徴なんだ」と、海に選ばれ愛する島の人を救うモアナの運命を表現した。

 だが、さらにこだわったのは、服の生地。例えば古代ハワイ人の伝統技術で作る“タパ布”と呼ばれる樹皮から作られた布がある。現代では高い技術を要するため作ることがとても難しい布だが、モアナのトップスにはこのタパ布が使われている。

 加えてスカートには、タコノキの葉からとった繊維を使用。そのファッションは実用性も考えられており、海を越え大冒険に出るモアナが動きやすいようなデザインが施されている。「スカートには正面にスリットが入っていてとても動きやすいんだ。泳いだり、走ったり、船を漕いだり何をするにも最適だよ」とボーヴは明かす。

 さらにとても細かい部分を注意して見ると、実は物語のカギとなる“海”のモチーフが所々に散りばめられていることがわかる。モアナのトップスには、貝殻を並べてビーズに見立てたものや、海にまつわるプリント柄の装飾、真珠のモチーフなど、海に関係する装飾がモアナのファッションポイントになっている。
 
 『モアナと伝説の海』は2017年3月10日より全国公開。

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