特別車椅子で動けるようになった!キュートな“パワーパフガールズにゃんこ”

この3匹のにゃんこの名前はブロッサム、バブルス、バターカップ。アメリカの人気アニメ『パワーパフガールズ』のメインキャラクター3人にちなんで名付けられた。この3匹はある神経症状により自由に動くことができなかったが、特別な車椅子を手に入れ行動の幅が大きく広がったという。海外メディアPeopleが報じた。
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この3匹は小脳形成不全という神経症状を持つ。小脳形成不全の場合、動きがぎこちなくぎくしゃくしてしまうが、この3匹の場合症状が深刻なため、自分たちで歩くのがやっとだ。現在、猫の保護施設The Kitten Rescue Nurseryで保護されている。
この特別な車椅子を考案したのは、同施設のボランティアだ。3匹が自分たちの足で立てるようにと生み出されたこの車椅子によって、3匹は自分たちで動き回ることができるようになったほか、体の動かし方を身につけるための身体療法にもなっているという。
この車椅子を使うようになって、3匹は今までになく強くなり、頭を持ち上げ前足で遊び、痒い時には後ろ足で書くことができるようになった。じきに、特別なケアの必要な猫の受け入れが可能な里親を3匹のために募集する予定だという。