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新藤風監督、11年ぶり長編『島々清しゃ』 祖父・兼人の常連俳優らが絶賛

映画

新藤風監督、11年ぶり長編『島々清しゃ』に俳優ら絶賛の声
新藤風監督、11年ぶり長編『島々清しゃ』に俳優ら絶賛の声(C)2016「島々清しゃ」製作委員会

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大竹しのぶ

 新藤風監督の11年ぶりとなる長編映画『島々清(かい)しゃ』が間もなく公開を迎える。沖縄の離島を舞台に、音楽により人びとがつながる様子を描く“人間賛歌”であるが、今作を手がけた新藤監督の祖父であり、100歳まで現役で活躍していた新藤兼人監督とゆかりあるベテラン俳優たちからも、同作に向けた様々なメッセージが寄せられている。

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 映画『島々清しゃ』は、沖縄の慶良間諸島を舞台にした物語。耳が良すぎて、少しでも音のズレを感じると頭痛を抱えてしまう島へ住む小学生・うみ(伊東蒼)。そのせいで友だちとの関係に悩んでいたうみであったが、東京からコンサートのために島へ訪れたヴァイオリニストの祐子(安藤サクラ)と出会い、フルートを練習しながら吹奏楽部へ参加することで少しずつ心を開き始める。

 兼人監督による“新藤組”で常連の俳優として、また、風監督とも交流がある津川雅彦は「心荒ぶ人の心を慶良間諸島の神々しい景観が果たして癒やしてくれるのか? 11年ぶりの監督なる新藤風は若さを卒業し、新藤兼人かと見まごうほどの堂々たる労作に成長を遂げている」と今作の印象を話す。

 また、女優の大竹しのぶは「エンドロールが消えても、ハラハラとこぼれる涙を止めることができなかった」として、「海の向こうから、新藤兼人監督の声が聞こえてくる。『風ちゃん、なかなかいいですね』」と兼人監督への思いも交えて感想を報告。沖縄と縁のあるアーティスト、元THE BOOMのヴォーカル・宮沢和史は「島の向こうから吹いてきた風がアダンの葉を照らし、音を立てて通り過ぎていった……。例えるなら、この映画は小さな小さな物語」と評している。

 東京都推奨映画に加え、映画倫理委員会・年少者映画審議会推薦作品にも選ばれている『島々清しゃ』は、2017年1月21日から全国ロードショー。

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